1965-09-29 第49回国会 参議院 決算委員会 閉会後第5号
○説明員(古賀雷四郎君) 災害復旧は総合のときに査定いたしますのですけれども、他省との関連、いろいろな問題が現地で十分チェックはいたしますものの、また関係当局との打ち合わせができない部分もございまして、重複査定の分が若干あったわけであります。それからなお工法的にいろいろ問題もございます。そういった問題の差額がさような差額になったと考えております。
○説明員(古賀雷四郎君) 災害復旧は総合のときに査定いたしますのですけれども、他省との関連、いろいろな問題が現地で十分チェックはいたしますものの、また関係当局との打ち合わせができない部分もございまして、重複査定の分が若干あったわけであります。それからなお工法的にいろいろ問題もございます。そういった問題の差額がさような差額になったと考えております。
五一〇号は災害復旧事業費の査定を了したものに対しまする早期検査を行ないました結果のものでございまして、農林、建設両省で重複査定しているもの、被災していないもの、または被害が軽微であったりしているのに災害復旧の査定を受けて改良工事を施行しようとしているものなどにつきまして、検査の結果を当局に注意いたしましたところ、本院の注意に基づきまして、当局が査定額の減額是正をいたしましたものでございます。
また三十六年度の三七九号、三十七年度の五一〇号は、災害復旧事業費の査定を了したものに対しまする早期検査の結果でございまして、農林、建設両省で重複査定をいたしておりますもの、被災していないものまたは被害が軽微であったりしているのに災害復旧の査定を受けて改良工事を施行しておるものなどについて検査の結果を当局に注意いたしましたところ、その注意に基づきまして当局が査定額の減額是正をいたしましたものでございます
次に、災害復旧事業費の査定を要したものに対しまする検査の結果は、農林、建設両省で重複査定しているもの、被災していないもの、または被害が軽微であったりしているのに災害復旧の査定を受けて改良工事を施行しようとしているものなどがございまして、この本院の指摘に基づきまして当局が査定額の減額是正をいたしましたものが前年に比べて増加いたしておりますが、これも、三十六年度災害は二十八年度災害に次ぐ大規模な災害でございました
次は、三十五年災害復旧事業費の査定額の検査につきましては、復旧事業費が比較的多い青森外七府県につきまして千六百二工事、二十四億六千五百余万円について検査を実施いたしましたが、その結果は、同一個所を重複査定しているもの、被害が軽微であるのに災害復旧の査定を受けて改良工事を施行しようとしているもの、それから積算過大のものなど四百八工事につき、国庫補助金相当額にいたしまして六千余万円を指摘し、当局はこれを
この結果は、同一個所を重複査定しているもの、被害が軽微であるのに災害復旧の査定を受けて改良工事を施行しようとしているもの、積算過大のものなど、四百八工事、国庫補助金相当額にして六千十万四千円を指摘し、当局はこれを減額是正いたしました。 次に、公共事業関係を除いた一般補助について申し上げます。
次に、災害復旧事業費の査定額を減額させたものにつきましては、でき得る限り実査の励行に努めましたが、なお、検査の結果、重複査定等のため相当の減額をみましたことは、まことに遺憾であります。今後は、十分に注意し、災害復旧事業費の厳格な査定に万全を期するよう努力いたす所存であります。
次に、昭和三十二年発生公共土木施設災害復旧工事の査定につきましては、できる限り実査の励行に努めましたが、なお検査の結果重複査定等のため相当の減額を見ましたことは、まことに遺憾であります。これに対する措置といたしまして、昭和三十三年十月二十二日農林省と、二重採択防止に関する取り扱いに関し細目の協定を行ない、その防止に努める等、査定の適正化に努めている状況であります。
次に、さらに従来もあったし、今度問題になっている建設省と農林省の二重重複査定、これについては先ほどいろいろと検討するというようなことを一言述べておられましたけれども、これを取り締まったり処罰したりする具体的な方法はないのですか。
その結果、農林省当局におかれましても、現地査定をさらに強化されまして、災害復旧事業の採択基準を明確にするとか、あるいは査定の厳正をはかったことなどによりまして、逐次改善されていますが、なお同一個所の工争を農林建設両省で、重複査定しているところもある、あるいは設計過大と認められるものなど修正減額を要するものがございましたので、注意いたしましたところ、総額で一億七千八百余万円が減額是正されました。
補助金の不当事項の内容は、架空工事とか、重複査定、非該当補助工事、疎漏工事、出来高不足、設計の過大、事業主体が正当な自己負担をしていない等々、全く同じ形が繰り返されておるわけであります。 そこで、私は農林省当局にお尋ねいたしたいのですが、これらの不当に扱われた補助金の使用状況というよりも、一体どの段階でこういう補助金その他が消えて適正に使われないのであるか。
また重複査定を防止するために農林省と二重採択防止の覚書を取り定める等、補助金の使用の適正化に努めておる次第でございます。なお昭和二十五年度以降昭和三十年度までの会計検査院指摘事項につきましては、直轄工事件数は百二十四件でありますが、そのうち百二十一件を処理いたしまして、目下処理中のもの三件であります。
次に、この分類をしまして、二二〇一号から二二〇七号まで上っておりますが、ごく簡単に申し上げますと、二二〇一号は重複査定の代表的な事例でありまして、和歌山県八幡村が施行しました災害復旧工事につきまして建設省の護岸工事と、農林省の路側工事が重複して査定されている。
これなんかは重複査定の例としては相当大きなものであります。 それから便乗と申しますか、本来国庫補助の対象としてはならないものを補助の対象に取り上げたという例が幾つかあります。
むろんこの重複査定をちょうだいいたしまして、その間におきましていろいろわれわれが何かこの補助金を両方から取るというような意思でもあったようにお見受けになるかもしれませんですが、そういうことは毛頭ございませんで、これが重複をしたことを知りまするや直ちに手続をいたしまして、そうして今日に及んだ事情でございます。
この種の案外が、二十八年は、ことに熊本県は非常な大災害であったのでありまして、この白水、長陽に限らず、ほかの村にも重複査定が相当あったのであります。非常に忙しい、そうしてまた非常に早く査定を受けるというような関係で間違いができたのかも知れませんが、どうもあまりに大きなものが、両方に同じような書類が同じ村長さんの判が押されて出ているのでありまして、しかも建設省などは十月であります。
具体的な例を一、二申し上げますと、まず重複査定の例でありますが、これは(2)が非常に大きいのであります。
まず重複査定であります。一つの防波堤の復旧に対しまして建設省と運輸省からダブって査定がついてしまった、こういう案件であります。これは三重県北牟婁郡引本町、ずっと南の方の港でありますが、七百七十七万円、国庫負担が七百五十九万円でありますが、それで防波堤を復旧するということにしていたのでありますが、同じ場所を建設省が二千三百二十四万円の査定を受けていた。
その中で、完全な重複査定、つまり両方から補助金をもらうような格好になつておりますものが二件、それから架空工事であるもの、例えば全然橋がなかつた所に災害復旧であると称して橋をかけたようなものが十三件、それから水増し申請のありましたものが三十九件、そのほか便乗、廃工工事、並びに査定額と竣工額との差額等が不当と認められますものが四百六十六件、合計五百二十件の不正不当なる事案が発見されたわけでございます。
その結果重複査定——重複に査定を申出ているものが二百九件あります。不正架空工事——全然ない架空工事を申出ているものが百六十八件あります。さらに水増しその他のものになりますと、千七百六十七件あります。そういうことで、その結果合計いたしまして、まあ不当事由——不当なるものが件数で、九千四百六十件のうち三千三百三十四件あります。
次に多いのは重複査定でございまして、これは省が違つていたり何かしたような関係で、相互の事業が連絡不十分というようなことから起きる重複査定が十件ございます。
○説明員(柳下昌男君) まだこれは十分分析がしておりませんのではつきりここで申上げることはできませんが、やはり県々で若干やり方が違いまして、例えば先ほど申上げた農業関係のいわゆる井堰だとか何とかの関係した築堤とそれから河川の築堤とか重複査定をしておるものが多いと申上げましたが、併し福岡県は事前に県内でそういう調整の基準を作りましたので、非常にそういうものがかからんでよろしいのでありますが、ほかの県はしなかつたから